多機能ペンに明確な決まりはありませんが、一般的に多機能ペンと呼ばれるものは、多色ボールペン+シャープペンという形式のものになるかと思います。ゼブラのシャーボや、ステッドラーのアバンギャルドが有名です。
モノグラフマルチは黒赤2色のボールペンと、0.5mmのシャープペンに、初代モノグラフと同じ長さ26mmの消しゴムが付いている点で、従来の多機能ペンと差別化を図っています。
モノグラフシリーズは、この「使える」消しゴムを装備しているの点が最大の特徴で、消しゴムの収納スペースを作り出すため、すごく工夫を凝らした作りになっています。そのためか初代モノグラフ、2作目モノグラフワン、3作目モノグラフゼロの全てでノック方式が異なりました。4作目モノグラフマルチは、前作モノグラフゼロと同じくペン尻をノックする方式になっています。つまり消しゴムを出している時は消しゴムごと押し込むようにノックする感じです。
価格も前作モノグラフゼロと同じ600円+税です。モノグラフシリーズは全体的に低価格を実現している点で好感を持てますね。最も実用的な多機能ペンの一つと言えるのではないでしょうか。
モノグラフマルチ |
上から モノグラフ モノグラフゼロ モノグラフワン モノグラフマルチ |
モノグラフマルチの消しゴムは初代モノグラフと同じ |
モノグラフマルチの先軸を外したところ |
モノグラフマルチのシャープユニット、 ボールペン、消しゴムを外したところ |
モノグラフマルチのシャープユニット、ボールペンの差し込み口 |