2016年8月27日土曜日

モノグラフゼロを手に入れました

先月(2016年7月)、トンボ鉛筆のモノグラフゼロが発売されました。モノグラフシリーズの三代目になります。

初代モノグラフは、本格的な消しゴムを搭載して、製図用シャープペンシルをカジュアルにしたようなデザインでした。価格も安価で普段使いとしては最高のシャープペンシルだと思っています。

2代目モノグラフワンが廉価版かつ、モノワンの消しゴムとの共通化を図ったため、ペン軸が太くなり、製図用シャープペンシルのフォルムを損ない、私は少し残念に感じました。

※モノグラフワンについては、以前レビューを書きましたので、そちらをご覧ください。(モノグラフワンについて

今回発売されたモノグラフゼロですが、喜ばしいことに、より本格的な製図用シャープペンシルに近づいています。

モノグラフシリーズの特徴でもある、ペン尻に繰り出し式の消しゴムを搭載していますので、機能的には通常の製図用シャープペンシルと一線を画するものとなっています。

シャープペンの芯を繰り出すためのクリックはオーソドックスなペン尻をノックする形式になっています。初代がフレノック&クリップノック、2代目がサイドノックでしたので、3世代すべてのノック形式が異なります。

モノグラフゼロの消しゴムを出した状態で、ノックすると少し手が痛いので、通常は消しゴムを引っ込めておきたくなります。普通の消しゴムと併用して、精細な箇所を消したいときだけモノグラフゼロの消しゴムを使うなど、使い分けをした方が快適に使えるかもしれません。

消しゴムはφ2.3mmの丸型ですので、同社のモノゼロというホルダー消しゴムのφ2.3mm丸型と同じ径です。(替えゴムは異なります。)

モノゼロは消しゴムを繰り出すパイプが細く、ピンポイント消しが可能ですが、モノグラフゼロは先述したとおり、ペン尻が芯の繰り出しのノックを兼ねているため、手を傷めない配慮か、パイプ部が少し太くなっています。そのため消しゴム先端部の見えやすさに関しては、モノゼロより少し劣ると思います。

価格ですが、初代モノグラフが350円+税、モノグラフワンが250円+税、モノグラフゼロは600円+税となっています。一般的な製図用シャープペンシルの価格と比べても消して高くないので、おすすめできます。

上からモノグラフゼロ、モノグラフ、モノグラフワン

消しゴムを最大に出したところ

他社の製図シャープペンシルとの比較
上から、ロットリング300
ステッドラー 925 25
ぺんてる グラフテック500
トンボ モノグラフゼロ

芯の太さを示す表記。上はモノグラフ、下がモノグラフゼロ。
両者ともにモノカラーは裏側がスケルトンになっています。

モノグラフゼロのモノカラーのペン尻は芯の太さが0.3mmのものが黄色、0.5mmのものが赤になっています。それ以外のカラーは0.5mmしかないため、灰色になっています。

モノグラフゼロを分解してみたところ。
本体は透明のプラスチック軸に塗装がしてあるみたいです。

モノグラフゼロ(上)のφ2.3mmの消しゴム部分をモノゼロ(下)のφ2.3mmと比較。消しゴムの繰り出し量は同じ。
モノグラフゼロはペン尻をクリックして芯を出す必要があり手が痛くならないよう少し太めになっている模様。モノゼロの精細は感じとは少し違うかもしれません。

替えの消しゴムは専用のもの(ER-MGU)



2016年7月6日水曜日

アッバス・キアロスタミ逝去

イランの映画監督アッバス・キアロスタミが2016年7月4日にがんで亡くなったとのニュースが流れてきました。

アッバス・キアロスタミ監督は、「ジグザグ道三部作」と呼ばれる「友だちのうちはどこ?」(1987年)、「そして人生はつづく」(1992年)、「オリーブの林をぬけて」(1994年)で有名な、イランを代表する監督です。

私には2003年の、第5回NHKアジア・フィルム・フェスティバルに「5 five ~小津安二郎に捧げる~」という作品で参加したキアロスタミ監督の上映後の挨拶を見た思い出があります。

「5 five ~小津安二郎に捧げる~」は、小津安二郎に捧げる・・・というサブタイトルとは裏腹に、ちょっと前衛的で、固定カメラで海岸を行き交う人や犬を撮り続けたものや、波打ち際で転がる木片や、夜中の湖面に揺らめく満月の映像など(fiveというくらいですからあと二つくらいあったかも知れませんが・・・)、ぱっと見た感じでは、誰もが「どこが小津?」と思うような作品でした。

この映画は、後にBSか何かで放送されたくらいで、見た人もあまり多くないと思います。

放映後の質疑応答の際に、「どこが小津なのか?」と迫る質問があり、監督は「実は撮っている時は、小津へのオマージュのつまりはなかった・・・」と告白したのが印象的でした。でも監督は小津安二郎から多くの影響を受けたことや、今回の作品で撮った海から、東京物語のラストシーンで周吉が眺めた海を想起したことから、後で“小津安二郎に捧げる”とした。・・・という経緯を語っていました。

ちょっと眠気を誘うような退屈な映画の部類だと思いますが、キアロスタミ監督は、「この映画でちょっと眠ってしまったとしても、目を覚ました時に何も見逃していないことを知るでしょう。」と言ったことにすごく感銘を受けました。

私のキアロスタミ監督の思い出でした。ご冥福をお祈りします。


2016年6月12日日曜日

ハウスの「ラーメンにひと足しペースト 魚粉」を手に入れました

ハウスに、「ラーメンにひと足しペースト」というチューブ入りの調味料があるのですが、「辛みそ」・「魚粉」・「マー油」の3種のうち、「魚粉」を最近手に入れました。

メーカーサイトはこちらです。↓
https://housefoods.jp/products/special/ramen_paste/index.html

自分で作った油そばに混ぜてみたところ、ちょっと本格的な味になり、おいしかったです。

ちなみに油そばは、生麺(太麺)を茹でて、タレを絡めて食べるのですが、タレは、しょうゆ、鶏がらスープの素、オイスターソース、ごま油などを混ぜてつくり、麺と絡めた後に、ラー油や酢、胡椒で味を整えます。そして魚粉を加えれば出来上がりです。

チューブ入りは手軽で便利なので、重宝しているのですが、このシリーズ、あまり店頭で見かけません。見かけた時は是非ゲットしてみてください。

ハウス「ラーメンにひと足しペースト 魚粉」

箱から出すとこんな感じ

チューブ入りの魚粉なのでちょっとだけ使う時に便利です






2016年5月19日木曜日

宮崎土産「鶏もも炭火焼」

宮崎県のお土産で、「鶏もも炭火焼」をもらいました。
袋から出して、フライパンで炒めるか、電子レンジで温めればできあがり。

味は炭火の香りが強めですが、おいしいです。柚子こしょうもついていて、おつまみにちょうど良いです。









2016年3月29日火曜日

静岡土産「清水もつカレー」の缶詰

静岡からのお土産で清水もつカレーを頂きました。
缶詰になっており、鍋に移して弱火で温めるか、容器に移してレンジで温めれば出来上がりです。

カレー自体は中辛程度でとてもおいしいものでしたが、もつの食感が独特ですので、ちょっと不思議な感じがしました。



清水もつカレー

清水もつカレーの歴史

清水もつカレーの出来上がり

2016年3月28日月曜日

ステッドラー「マルス ルモグラフ ブラック」を手に入れました

ステッドラーの鉛筆で、今月15日に発売された新商品「マルス ルモグラフ ブラック」を手に入れました。

お馴染みの青い軸のルモグラフは6Hから8Bの16硬度のラインナップですが、今回発売されたルモグラフブラックは、2B・4B・6B・8Bの4硬度となっております。

カーボンを多く含む芯を採用しており、マットで濃く黒い仕上がりだそうです。

6本入りのセットの内訳は2Bと4Bが2本ずつ、6Bと8Bが1本ずつです。

名前のとおり軸は黒色で精鋭なイメージ。ぺんてるのブラックポリマー999(廃番)みたいなマット感のある黒でとても格好良いです。

普通のルモグラフが1本160円+税なのに対して、ルモグラフブラックは1本200円+税となっています。(2016年3月現在)



マルス ルモグラフブラック 6本入り




ルモグラフとルモグラフブラック

ルモグラフブラックは、ぺんてるのブラックポリマーに似た雰囲気
ブラックポリマーは廃番ですが未だに人気があります


モノグラフワンについて

今回は、トンボ鉛筆のモノグラフワンについて書きます。

まず「MONO」についてですが、これはトンボ鉛筆のブランドで、青・白・黒のデザインの消しゴムが有名です。

「MONO」は元々同社の鉛筆につけられた名称で、1967年にMONO鉛筆1ダースに消しゴムをつけて販売したのがMONO消しゴムの前身のようです。

1969年に青・白・黒のスリーブケース入りのMONO消しゴムとして販売されるようになりました。(当時のデザインは今のものと少し違ったようです。)

2007年にホルダー型の消しゴム、「モノワン」、「モノゼロ」がリリースされましたが、それらのデザインにも青・白・黒のカラーリングが採用されました。

これ以降、青・白・黒のカラーリングの新商品が拡充されていき、2014年には修正テープの「モノノート」、消しゴム付シャープペン「モノグラフ」がリリースされました。

今回ご紹介する「モノグラフワン」は、モノグラフより3割程安く、モノグラフより太い、モノワン用の消しゴムが使用できるものとして、2015年10月にリリースされております。同時にシャープペンの芯もラインナップされました。



上から「モノワン」、「モノグラフワン」、「モノグラフ」

モノワン用の消しゴムの替え3種。モノグラフワンにも使えます。

青・白・黒のデザインが映えるMONOシリーズの消しゴム(および消しゴム搭載シャープペン)

消しゴムを出したところ

先に販売されたモノグラフは従来の製図ペンのような使い心地にもかかわらず、きちんと使える消しゴムが内蔵されており、価格も手ごろで気に入っていたのですが、今回販売されたモノグラフワンは、低価格化の影響でペン先の金属部分が少なくなったこと、消しゴムの大型化により軸が太くなったこと、モノグラフと異なるサイドノック式が採用されたことなど、モノグラフユーザーがモノグラフワンを使うときに不満を感じる部分がありそうです。(メーカーはモノグラフユーザーが下位のモノグラフワンに乗り換える事をあまり想定していないかもしれません。)

以上のような理由から、モノグラフワンに興味を持った方は、モノグラフと比較検討をした方が良いと思います(私はモノグラフをお勧めします)。モノグラフは少し高いと言っても、製図ペンの安価なクラス(500円程度)と比べ、安くお買い得で、十分満足できる商品だと思います。

太さの比較。上から
モノグラフワン(トンボ鉛筆)
モノグラフ(トンボ鉛筆)
グラフギア500(ぺんてる)
クルトガローレットモデル(三菱鉛筆)
ステッドラー925(ステッドラー)

2016年2月21日日曜日

ハッピーセットのチョロQをゲットしました

マクドナルドのハッピーセットのおまけがチョロQだと聞いたので、この週末に4個程購入しました。

2/19(金)からで、無くなり次第終了とのこと。8種類あるそうです。

■マクドナルド ハッピーセットのURL
http://www.mcdonalds.co.jp/happyset/

普通のチョロQより大きいです。あとタイヤがゴムでは無いようです。柄やロゴなどは付属のシールを自分で貼って仕上げます。


マクドナルド、ハッピーセットのおまけのチョロQ。少し大きい気が・・・。

TOMYのチョロQの刻印があります。
タイヤはプラスチックでしょうか後輪だけ滑り止めがついています。

一緒にカーリングを模したシートがついてくるので、チョロQをカーリングのストーンに見立てて、的(ハウス)に上手く止めて得点を競う遊びができます。

自宅のフローリングで試しましたが、どれも直進安定性はよかったです。


普通のチョロQ(右)と比較したところ

レコルトのプレスサンドメーカー「キルト」

レコルトのプレスサンドメーカー「キルト」を手に入れました。
予熱をしてパンで具を挟むだけのお手軽調理器具です。

ハムとチーズを挟むだけでおいしいホットサンドが出来上がります。


プレスサンドメーカー recolte Quilt

パンを挟む部分。焼き目がキルト模様になりお洒落です。

裏側の脚にコードを巻くことができます。

レシピが載った冊子が入っていました。

付属のレシピ本の中身はこんな感じ

2016年2月20日土曜日

グレゴリーのスケッチ22という名のバックパック

グレゴリーのスケッチ22がセールで安く売っていたので購入しました。

現在グレゴリーのWEBサイトに載っているスケッチ22は、ロゴの位置が左右逆です。おそらくモデルチェンジして旧型をセールで売っていたのだと思います。

新旧の違いは詳しく調べておりませんが、スケッチ22は、ビジネスと普段使いの両方で使えるバックパックであることには変わりないようです。

ノートパソコンやタブレットを入れるクッション付きのスペースと、通常のバックパックとして使うメインのスペースが分かれていますので、他の荷物とノートPCがぶつかりあうことが無く、安心です。


Gregory Sketch22

タグにするされているとおり15インチのノートPCが入ります

Mac Book Airの11インチを入れてみます

Mac Book Airの11インチを底まで入れてみたところ。
15インチ用だけありスペースに余裕があります。

Mac Book Air(11インチ)なら、タブレットのスペースにも入ってしまいます

メインにはメッシュポケット(ファスナー付き)と、
A4などの書類を入れるためのポケットがあります。

携帯などを入れるための小型のファスナー付きポケット

背面下部の左右には、ベルクロ付きのポケットがあります。
片側には落下防止のベルトとクリップもついています。


2016年2月14日日曜日

麻婆豆腐に花椒を入れて本格的な風味に

スーパーで売っている麻婆豆腐の素を見てみると、甘口から辛口まで各社から色々でています。

中華料理店のメニューなどで、辛いものにはわざわざ「四川風」と書かれているものがありますが、麻婆豆腐ってもともとは四川料理でしたよね?

というわけで四川料理を日本に広めた陣建民の息子、鉄人陣建一監修の冷凍麻婆豆腐を取り寄せてみました。

食べてみると、激辛というわけではないですが、花椒の香りが強くスパイシーで美味しいです。

冷凍食品ですので、作りたてには敵わないと思いますが、この味をベースに自分で作る麻婆豆腐にも花椒を適量入れれば、本格的な風味になるに違いありません。


料理の鉄人陣建一監修の冷凍麻婆豆腐

ご飯の上に乗せて食します。花椒の風味が強いです。

そんなわけで花椒を買ってきました。パウダーよりホールが良いでしょう。

花椒を弱火で煎ります

すりつぶして、ふるいにかけて出来上がり

いつものレシピに加えてあげれば、本格的な麻婆豆腐のできあがり